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自己評価・学校関係者評価報告書

令和6年度 自己評価学校関係者評価報告

学校法人 まほろば学園
まほろば幼稚園
令和7年5月28日
自己評価・学校関係者評価報告書
 
 令和6年度の取組について、次の通り報告いたします。
 
1.教育理念  『幼児教育こそ人格形成の礎である』
  教育目標  『生きる力』を育む  1.社会性を育てる
                     2.思いやりの心を育てる
                     3.主体性を育てる
                       4.基本的生活習慣の育成
   〈 めあて 〉     「一人ひとりを大切にした明るく楽しい幼稚園」
   〈 重点目標 〉  全ての子どもたちが、心身共に健やかに!
              〇 明るく感性豊かな子ども
                ・思いやりをもって(個性を認め合う心)
                ・心豊かに(感動する心)
                ・自分で考える
                ・自分なりに表現する
              〇 元気で健康な子ども[健康・安全の重視]
                ・生命の尊重
                ・心身の健康
 
2.めざす教職員の姿
   ◎ 園の教育方針を正しく理解し、目標達成と秩序の維持に努める。
     〇 自己を厳しくみつめ、前向きな姿勢で職務の遂行にあたる。
     〇 常に学び、互いに切磋琢磨して資質を高める。
     〇 円滑な運営とより良い教育活動のために、建設的に意見を交わしたり、
       実現のための努力を惜しまない。
         ◎ 教職員のチームワークと信頼関係を大切にする。
     〇 全員が、互いに愛情・信頼・責任をもって接すること。
     〇 心身の健康管理に努めること。
     〇 自主・責任・努力の意思のもと、協力・連帯の絆を力に職務に精励する。
   ◎ 子ども・保護者・外部の人に対して、真心をもって接する。
     〇 温かい言葉、笑顔、思いやりのある言動と、常に相手の立場に立って考
       え、寄り添う。
 
3.重点的に取組む目標や計画
    健常の子も発達に特性がある子も、医療的ケアが必要な子も、違いをもつ子ども
   一人ひとりが自分の良さを知り、のびのびと自己発揮していける環境をつくっていく。
   また、多様な人との関わりの中で互いに理解し合うことが大切で、その場所として、
   園が役割を果たしていく。
  
 
 
4.評価項目の取組状況及び評価
評 価 項 目
取 組 状 況
評 価
◎保育の計画性
  教育理念
  環境構成
  評 価・反 省
〇教育目標・保育の重点目標について、教職員間の共通理解を
 深める機会を設け、意思統一の努力をしている。
〇日々の保育の振り返りとミーティングを重視し、積極的な
 意見交換を行っている。
〇目標やめあてに基づく、人的・物的環境づくりの工夫。
B
 
◎保育のあり方
  安 全・健 康
  幼児理解
  指 導
〇安全計画・保健計画・危機管理マニュアルに基づいて、安全で
 健康な園生活を送ることに日々配慮している。
〇一斉メール配信システムを使用し、緊急時の連絡が漏れなく、
 正確に伝わるようにしている。
〇登園時や保育中、また、園外保育の際の園児の確認を徹底する。
〇子ども一人ひとりを大切にし、特性や違いを認め、人格の尊重や
 子どもの権利に配慮した。
〇療育施設と併用している園児の保護者、また施設との連携に
 努めた。
B
◎職員の資質・能力
  姿 勢・能 力
  義 務・組 織
 
〇常に組織の一員である自覚をもった言動を心掛けるよう一人
 ひとりが努力している。
〇経験年数に見合った職務の遂行に努めると共に、個々の特性を
 生かす職務の分担。
B
◎保護者への対応
  対 話
  交 流
 
〇個人面談の実施、また、保護者アンケートを実施し、必要な
 事項については園の方針を示したり、改善したりするよう
 努めている。
〇写真入りのフォトストーリーで、園児の活動や様子が伝わるよう
 工夫した。
〇教職員全員が、真摯な対応を心掛けている。
B
◎社会との関わり
  幼小連携
  子育て支援
〇地域の小学校・幼稚園・保育園との連絡会に定期的に参加して
 情報交換を行っている。進学先への情報提供。
〇年間を通しての未就園児教室の実施。
〇2歳児の一時預かりの実施。
B
◎研修と研究
  意 欲・態 度
  専門性
〇研修会に積極的に参加し、学んだ内容を共有する機会を設け、
 また、教員間での意見交換を通しての学び合いの場を積極的に
 設けるようにしている。
〇日々の保育の振り返りや率直な意見交換が明日の保育を創り出す
 研修・研究となる意識をもっている。    
B
 
評価(A…十分に成果があった。B…成果があった。C…少し成果があった。D…成果がなかった)
 
5.今後取り組むべき課題
   ⑴ さまざまな背景や特性をもつ子どもを受け入れ、全ての子どもに対し必要な援助を行い、
     共に育ち合う環境を整えていく。
   ⑵ 子どもが主体的に生活・活動できるよう、保育や行事の具体的な見直しを図り、新たな
     取り組みにも教職員が一丸となって挑戦していく。
   ⑶ 乳幼児期の発達についての学びを深め、未就園児教室や一時預かり、また、満3歳児
     クラスの運営に役立つ知識や技術を身につける。
 
6.学校関係者評価
   ・多様な子どもたちを受け入れることは難しさも伴うと思うが、療育施設の併設により、
    園と施設が連携を図りながらインクルーシブな保育を実践していくことは「共生社会」
    の実現に向けて大きな役割を果たすと考えるので、今後、より良い実践となっていく
    よう期待している。
   ・教職員が教育理念や自園の良さを理解し、また、園児一人ひとりの個性や特性を理解
    して心を寄せている姿勢は、ぜひ受け継いでいってほしいと思う。 
   ・日々の丁寧な保育や、一人ひとりを大切にしながらの幼稚園としての幼児教育の実践を、
    保護者や地域にどう発信していくかは、今後も工夫が必要と考える。

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