本文へ移動
令和4年度の取組について、次の通り報告いたします。

 
1.教育理念  『幼児教育こそ人格形成の礎である』

  教育目標  『生きる力』を育む  1.社会性を育てる
                   2.思いやりの心を育てる
                   3.主体性を育てる
                   4.基本的生活習慣の育成
   〈 めあて 〉  「一人ひとりを大切にした明るく楽しい幼稚園」
   〈 重点目標 〉  全ての子どもたちが、心身共に健やかに!
              ○ 明るく感性豊かな子ども
                ・思いやりをもって(個性を認め合う心)
                ・心豊かに(感動する心)
                ・自分で考える
                ・自分なりに表現する
              ○ 元気で健康な子ども[健康・安全の重視]
                ・生命の尊重
                ・心身の健康


2.めざす教職員の姿

   ◎ 園の教育方針を正しく理解し、目標達成と秩序の維持に努める。
     ○ 自己を厳しくみつめ、前向きな姿勢で職務の遂行にあたる。
     ○ 常に学び、互いに切磋琢磨して資質を高める。
     ○ 円滑な運営とより良い教育活動のために、建設的に意見を交わしたり、
       実現のための努力を惜しまない。
   ◎ 教職員のチームワークと信頼関係を大切にする。
     ○ 全員が、互いに愛情・信頼・責任をもって接すること。
     ○ 心身の健康管理に努めること。
     ○ 自主・責任・努力の意思のもと、協力・連帯の絆を力に職務に精励する。
   ◎ 子ども・保護者・外部の人に対して、真心をもって接する。
     ○ 温かい言葉、笑顔、思いやりのある言動と、常に相手の立場に立って考
       え、寄り添う。


3.重点的に取組む目標や計画

    子どもの気づきや疑問、発見等に共感し、他児との共有に繋がるアプローチ
   (言葉掛けや環境づくり)を教員同士が研究・実践する機会をもち、興味・関
   心の広がる保育展開を実現する。また、自然(生き物・植物)にふれる機会を
   増やし、園内の環境づくりにも工夫を凝らす。
    子どもの言葉や表情等の汲み取りを丁寧に行い、教職員間で情報共有するこ
   とで、園全体が安心できる場であることをしっかりと保証していく。


4.評価項目の取組状況及び評価

評 価 項 目
取 組 状 況
評価
◎保育の計画性
  教育理念
  環境構成
  評 価・反 省
○教育目標・保育の重点目標について、教職員間の共通理
 解を深める機会設け、意思疎通の努力をしている。
〇反省会等の機会だけでなく、日々の振り返りとミーティ
 ングを重視し、積極的な意見交換を行っている。
〇目標に基づいた環境づくりの工夫。
B
◎保育のあり方
  安 全・健 康
  幼児理解
  指 導
○安全計画・保健計画・危機管理マニュアルに基づいて、
 安全で健康な園生活を送ることに日々配慮している。
〇一斉メール配信システムを使用し、緊急時の連絡が漏れ
 なく、正確に伝わるように改善した。
○子ども一人ひとりを大切にし、特性や違いを認め、人格
 の尊重や子どもの権利に配慮した。
〇療育施設と併用している園児の保護者、また施設との緊
 密な連携に努めた。
B

◎職員の資質・能力
  姿 勢・能 力
  義 務・組 織
 
○常に組織の一員である自覚をもった言動を心掛けるよう
 一人ひとりが努力している。
○経験年数に見合った職務の遂行に努めると共に、個々の
 特性を生かす職務の分担。
B
◎保護者への対応
  対 話
  交 流
 
○個人面談の実施、また、保護者アンケートを実施し、必
 要な事項については園の方針を示したり、改善したりす
 るよう努めている。
○クラスだよりやまほろば通信を写真入りにすることで、
 園児の活動や様子が伝わるよう工夫した。
〇教職員全員が、真摯な対応を心掛けている。
B

◎社会との関わり
  幼小連携
  子育て支援
○地域の小学校・幼稚園・保育園との連絡会に定期的に参
 加して情報交換を行っている。進学先への情報提供。
○年間を通しての未就園児教室の実施。
〇2歳児の一時預かりの実施。
B
◎研修と研究
  意 欲・態 度
  専門性
○研修会に積極的に参加し、学んだことを提供し、共有化
 を図ることに努め、また、教員間での意見交換を通して
 の学び合いの場を積極的に設けるようにしている。
〇日々の保育の振り返りや意見交換が明日の保育を創り出
 す研修・研究である意識をもっている。
B

 評価(A…十分に成果があった。B…成果があった。C…少し成果があった。D…成果があった。)


5.今後取り組むべき課題

   ⑴ 従来の保育活動をそのまま継続するだけでなく、子どもの今をしっかり捉え、
     子どもが主体的に生活・活動できるよう、具体的な見直しを図り、新たな取
     り組みにも教職員が一丸となって挑戦していく。。
   ⑵ 園児の実態と中・長期的なビジョンに基づいた保育実践のバランスを取るこ
     とを心掛け、行事に向けての取組や形態を適切に見直していく。
   ⑶ 園児の安心感と保護者の信頼に直結する日々の「保育」「対応」をより丁寧
     に行うことを心掛け、保護者と子どもの成長を喜び合い、また、悩み等にも
     寄り添える存在としての園・教職員となっていけるよう、資質の向上に努め
     る。
   ⑷ 安全管理・危機管理を徹底し、感染症の発生、また、自信・自然災害等のよ
     うな事態が生じても対応できるよう、状況を想定しての訓練を重ねておく。
   ⑸ 乳幼児期の発達についての学びを深め、未就園児教室や一時預かり、また、
     満3歳児クラスの運営に役立つ知識や技術を身につける。
   ⑹ 幼保小、また、専門機関との連携をさらに深め、園児一人ひとりの将来を見
     据えた保育を実施していく。


6.学校評価委員会の評価

   ・保護者アンケートでも要望として出されていた、玄関の施錠管理システムを
    導入し、不審者の侵入を防ぐ等の安全対策が強化されたことは、園児の安全
    や保護者の安心のために、大変有意義な対応で大きく評価できる。
   ・コロナ禍が続いたが、日常の保育や行事の開催方法に、その都度適切に対応
    しており、子どもと保護者の安心に繋がっている。
   ・教職員が教育理念や自園の良さを理解し、大切にすると共に、それを基盤と
    しての新たな環境づくりや、その改善に積極的な姿勢を示している点が評価
    できる。
   ・保育教育施設での虐待や不適切保育の事案が取り上げられることが多い一年
    であったが、園全体で保育に取り組む体制が構築されていることから、今後
    も園児と保護者の人権、そして心身がしっかり守られる保育活動を継続して
    もらいたい。   

TOPへ戻る